設立当時の教室は、古民家を借りた簡単なもので、こたつ一つに生徒二人のスタートでした。
その後数年経って、塾を巣立って行った大学生や就職した教え子が夏休みに遊びに来ました。その中の若者が「志布志には楽しいところがない。遊ぶところも少ない。」とつぶやき、次の日には再び都会に帰って行きました。
志布志にはきれいな海や川、澄んだ空気や数えきれない星が瞬く夜空など、こんなすばらしい自然があるのに・・・!!
今の若い世代はスマートフォンやゲームに夢中で、外で遊ぶことが少なくなりました。一度都会へ出て行った子供たちもなかなか帰って来なくなりました。せっかくすばらしい自然があるのですから、もっとその良さを味わい感じて欲しいと思うのです。
佐藤塾の理念は「大隅半島を愛する人作り」です。塾の使命である学力向上はもちろんですが、私はボランティア活動等を通して体験したことを子供達に話したいと思っています。そして心身ともにバランスのとれた人間に育って欲しいと願っています。
若者達に、都会に出て行っても故郷(ふるさと)のすばらしさをいつまでも忘れないで欲しいのです。故郷(ふるさと)はいつでも若者を受け入れる場所であり、若者を待っているところなのですから。
佐藤塾は、これからも『今 何をなすべきか』 をしっかり見極めながら、『あたりまえのことをあたりまえに行う』
ことができる人間(ひと)を育てていきたいと思います。
「自発能動」の精神で、
「今日できることは必ず今日やる。今できることは必ず今やる」
をモットーに生徒一人一人を応援します。
佐藤塾 塾長 佐藤 寛
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